 1/12Honda RA273
(エッチングパーツ付き)
'64年、HondaがF1に参戦。翌年RA272で初優勝を果たす。スケールモデル1/12 Honda RA 273は'67年10月に発売されるが、当時日本では知名度の低かったF1の商品化には、ヨーロッパでのHonda人気と、“日本が世界で頑張っていることを模型を通じて伝える”という田宮俊作(現会長)の心意気があった。 |
モノがたどった歴史、
それも含め模型にするんです
1968年1月、ドイツ・ニュルンベルク国際玩具見本市にタミヤの“1/12スケールHonda RA273”(以下RA273)が出品された。
エンジン、サスペンション、座席下のバッテリー……F1マシンの構造を忠実に再現したこのキットは、世界を見渡しても類を見ないほど精密で、“外見の形を模した”、または“モーターで動かす”当時のプラモデルの常識を超えていた。結果、タミヤは世界に名を馳せるのだが、それを成し得たのには今も受け継がれる“ポリシー”と“情熱”の存在がある。タミヤのプラモデルは実在するモノを模型化した、“スケールモデル”と呼ばれるタイプである。
「スケールモデルの背景には、実物の設計者の想いがあり、生み出された時代、そのモノがたどった歴史、使った人がいる。それらも含め、模型にするんです。組み立て説明書に“実物”が持つ“物語”が書いてあるのもそのためなんですよ」。タミヤ広報宣伝課の山本暁さんは教えてくれる。
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